2006/05/19

沖縄を「エタノール特区」に

砂糖きびの廃蜜からバイオエネルギーとして、エタノールを作りだし、自動車のガソリンに混合して走行させる動き。
●沖縄を「エタノール特区」に 政府振興策
http://www.asahi.com/politics/update/0519/001.html

原油高騰で、バイオエネルギーへの評価が高まってきていますが、南米で砂糖きびやトウモロコシを大規模に生産する動きは、アマゾンなどの自然破壊にも繋がります。脱石油は大事なテーマだと思いますが、バイオエネルギーへの、過度の期待は禁物みたいです。

砂糖きびからのエタノール精製については、TV東京系の「ガイアの夜明け」で取り上げていました。アサヒビールが沖縄農試などと共同で、社内プロジェクトとして沖縄の伊江島で実験中。特長は、高収量品種を開発選抜し、砂糖をしぼり、その廃蜜を発酵させてエタノール化するもの。高収量品種開発と廃蜜利用が、他の国のエタノール化との違いでしょうが、沖縄の砂糖産業自体が斜陽で、集団化は難しい感じです。

ただ、沖縄の産業振興面で、土壌に合った砂糖きびは必要不可欠な作物だとも思うので、エタノール特区はうまく行ってほしいとも思います。多収穫品種の砂糖きびのモノカルチャーが、これ以上、地力の収奪にならないよう配慮も必要だと思います。

それから、辺野古沖への基地移転問題がありますが、基地問題と引き替えの、沖縄への経済特区や補助金という、政治的な構図だけは止めてほしい。
ガイアの夜明け(沖縄のエタノール)
アサヒビールのエタノール取り組み

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