2006/04/29

原発耐震指針見直し

2006/4/29の朝日新聞。原発の耐震指針が28年ぶりに改定。既存55基も対象。活断層については古い年代にさかのぼって検討。直下型地震の場合は、マグニチュード6.5から6.8の揺れを想定。想定を超えるような地震が起こり地域住民への被爆リスクがあると明示。これは免責事項みたいなものか。原発建てた後からの言い訳では、後出しじゃんけんじゃないの。M6.5の想定の見直し必要な原発は、関電高浜、九電玄海・川内、東電福島12、日本原発東海2、東北女川、東北東通、北電泊の9箇所。

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2006/04/20

チェルノブイリ20周年の集い

繰り返さないでチェルノブイリ!チェルノブイリ原発事故20周年の集い
内容:ベラルーシの被災地から小児科医と教師を迎えて講演と交流

日時:2006年4月22日(土)13:30~
場所:宝塚市男女共同センター
主催:原発の危険性を考える宝塚の会

日時:2006年4月23日(日)13:30~17:00
場所:大阪市立総合生涯学習センター(梅田第2ビル5階、第1研修室)
主催:チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西

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2006/04/03

再処理工場実質稼働 苦肉の“消費策”

毎日新聞(2006/4/2)に、「再処理使用済み核燃料の再処理工場実質稼働」。青森・六ヶ所村の再処理工場稼働について、詳しい解説記事。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/closeup/news/20060402ddm003040022000c.html
上の記事の年表「六ケ所再処理工場を巡る動き」が、わかりやすいです。

原発で燃やした(反応させた)使用済み燃料には、未反応・反応済みのウラニウム、核反応で生成された各種の放射性物質が含まれています。未反応のウラニウムと放射性物質・プルトニウムを取り出し、核反応の終わった放射性廃棄物を分離するのが、再処理工場です。使用済み燃料を裁断し、化学処理するのですから、当然、普通の原発の放射性廃棄物よりも、放射能レベルが高い処理工程になります。未反応のウラニウムとプルトニウムを、MOXという燃料に加工して、原発で燃やすのが、プルサーマル発電です。

「核燃料サイクル事業」は、ウラン原料が取れない日本で、原発・再処理工場・高速増殖炉というサイクルを実現するのが目標でした。再処理工場で取り出されたプルトニウムを燃やす高速増殖炉は、水と化学反応を起こすナトリウムを扱わないといけないため、非常に困難な技術です。実際、フランスや日本でも事故続きで、開発は頓挫
し、世界中で実用化している国はありません。で、その代替えとして苦肉の案で考えられたのがプルサーマル発電です。実際は、プルトニウムの消費量は少なく、各地でたまり続ける使用済み燃料の削減には繋がりません。

六ヶ所村の再処理工場関連施設の建設費は、何と19兆円。本当は再処理せずに、直接処理の方がコストは安いのですが、日本では、地下埋設に適した用地も少ないようです。六ヶ所村受入の覚書には、再処理が困難な場合には、すでに搬入している使用済み燃料1700トンを施設外に搬出するとうたわれています。しかし、いざとなったら、各地の原発に戻すわけにもいかず、結局、嫌われものの放射性廃棄物の、中間貯蔵設備になってしまう可能性も出てきます。鳥取県人形峠の、ウラン採掘残土不法投棄事件がありましたが、不法とわかっても、結局引き受け手は現れない。

もうひとつの大きな問題。イラク、イラン、北朝鮮の時にも出てきた、IAEA(国際原子力機関)が24時間監視を続けるとか。プルトニウム抽出は、誤差が1%出てしまうのはやむを得ないシステムになっている。六ヶ所の場合、使用済み燃料を年間8トン処理するので、誤差1%だとして80kgのプルトニウムが行方知れずになる可能性があ
る。プルトニウム80kgと言えば、原爆10個分に相当する量。他の国の核開発推進への前例にもなってしまう。

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2006/03/30

プルサーマル、六ヶ所再処理工場

志賀原発差し止め訴訟勝利や、久美浜原発立地撤回というニュースもありましたが、日本の原発政策は、着々と進んでいます。

九州の玄海原発で、プルトニウムとウラニウムを混ぜた燃料を発電に使う、「プルサーマル」発電を認可という記事。
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200603280031.html
続いて、四国の伊方原発でも、「プルサーマル」発電を認可という記事。
伊方原発のプルサーマル計画実施を許可 経産省


日本の原発から生み出される放射性廃棄物は、一部は海外に再処理を委託し、後はそのまま各原発で保管されていますが、保管量は増え続けるばかり。昔から日本の原発の例えでよく言われているのが、「トイレなきマンション」という例え。発電の終わった放射性廃棄物を再処理し、核兵器にしか使い道のない、猛毒のプルトニウムを取り出し、ウラニウムと混合して少しでも核燃料という使い道にしようというのが、「プルサーマル」発電です。「プルサーマル」旧来の、ウラニウム濃縮の燃料を反応させるよりも、はるかに制御が難しいと言われています。放射能もれなどの事故を起こす確率が多くなるのではという心配がつきまといます。

この、放射性廃棄物の再処理と、再処理後の放射性廃棄物の中間処分場を建設しているのが、青森県です。
青森・六ヶ所村では、日本初の再処理工場が建設され、操業を目の前にしています。再処理工場は、原発よりもはるかに放射能もれや事故のリスクが高くなると思われます。日本の原発政策も、新しい段階に進んだと言えます。原発反対運動も、もう一歩次のステップに踏み出して、広範囲な反対の輪を広げていかないといけないですね。
六ヶ所村の核燃再処理で青森知事、最終試運転を了承
止めよう六ヶ所再処理工場

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2006/03/25

志賀原発操業差し止め

志賀原発差し止め訴訟は原告側の勝訴。阪神淡路大震災で活断層研究が進み、また東海、南海、東南海の大地震の発生が、リアルなものとなってきている中で、原発の耐震性は非常に大事なテーマになってきています。志賀原発の差し止め訴訟の勝利はうれしい反面、同時に地震による原発被災の発生が現実のものとして受
け取られていることでもあるのでしょうね。
「地元の本音は『共存』志賀原発運転差し止め

ついでに、「久美浜原発の建設断念を地元に伝達 関電」。「上関原発海域、反対派に操業権 山口地裁支部判決」。

瀬戸内海の祝島は、スナメリやイルカが泳ぎ、漁業資源にも恵まれた、素敵な漁村です。
「祝島漁協」
「上関原発反対運動」

原発の耐震問題と言えば、静岡の浜岡原発は、現在耐震補強工事を行っているようです。建設時に、コンクリート材を納入した際、データを捏造して、「アルカリ骨材反応」を引き起こす危険性が高いものがそのまま使われてしまっています。

・「内部告発!浜岡原発の骨材試験で虚偽報告

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2006/03/04

映画「六ヶ所村ラプソディー」上映会

青森六ヶ所村では、全国の原子力発電所から出る核廃棄物を再処理する再処理工場の建設が進み、試運転が間近に迫っています。遠い青森ですが、りんごやにんにく、昆布などの生産量も多く、農業立県を目指して来た農民や漁民にとっては、万が一の放射能汚染被害が出れば、青森県産の食材は風評被害で大打撃を受けます。
六ヶ所村の大規模開発では、巨額の資金が投下されてきましたが、地域社会が賛成と反対に分断され、またお金を巡ってのトラブルも絶えないようです。

劣化ウランの問題を取り上げた「ヒバクシャ-世界の終わりに」を監督した鎌仲ひとみさんの新作「六ヶ所村ラプソディー」の上映会お知らせです。

大阪上映会
「六ヶ所村ラプソディー」のサイト

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