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2006/04/12

食料環境セミナー「一粒の種子から農業を考える」

■神戸学生青年センター・食料環境セミナー(2006年4~6月)■
「一粒の種子から農業を考える」

1)4/26(水)午前10時30分~12時
「遺伝子組み換えを武器にしたアメリカの世界農業支配」
講師:JA兵庫六甲 本野一郎さん
(1947年京都府生まれ、京都大学大学院農業経済学修士課程。農協で営農指導員として活動し有機農業等の普及にあたる。「たねとりクラブ」のメンバーとしても活動。近著に『いのちの秩序-農の力』2005.2コモンズ刊)

2)5/24日(水)午前10時30分~12時
「品種改良の歴史と現在~風土と食べ方から考える~」
講師:ひょうごの在来種保存会世話人 小林保さん
(1953年神戸市生まれ、神戸大学大学院農学研究科修士課程修了。兵庫県立農林水産技術総合センターで野菜の栽培技術と品種改良の研究にあたる。『自家採種ハンドブック』編著(現代書館)。ひょうごの在来種保存会阪神支部の世話人としても活動)

3)6月28日(水)午前10時30分~12時
「伝統野菜を守ろう-『ひょうご在来種保存会』の実践」
講師:ひょうごの在来種保存会世話人 小坂高司さん
(1965年豊岡生まれ、鳥取大学農学部園芸学研究室卒業。兵庫県農林水産部農林水産局で稲、麦、豆類、野菜の生産振興を担当する。昨年4月より中播磨県民局姫路農林水産振興事務所に所属。2003年より山根成人代表、本野一郎氏、小林保氏らとひょうごの在来種保存会を設立、事務局の役割を担っている)

※託児が必要な方は、前々日までにお申込みください。
●参加費:600円 ※当日会場でお支払いください。
●会場・主催:神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878
ホームページ http://www.ksyc.jp e-mail info@ksyc.jp

<呼びかけ文>
 私たちの食卓を彩る農作物の種子は、自然界の命をはぐくむ源です。しかし、今その種子が危険な事態におかれています。もともと植物の生命は、種が撒かれ、生長し、花を咲かせ、実をつけ、葉や茎が枯れ、またその種を植えて命が循環するものでした。農家は自家採取し、自分たちの気候・土・水などに適応しながら、その土地固有の品種を育んできました。しかし、20世紀後半の農業の工業化に適応するために、品種改良された種子のF1種(一代雑種)は、個体間のバラつきが少ない上に成長が早く、農家にとっては生産管理がしやすく、現在では流通する種子の大半を占めています。しかし採取して種を植えても、次の代の品種は安定しないため、農家は種子を種子企業に依存せざるをえない状態です。
 ところが、さらに自然の摂理に反する遺伝子組み換えの種子が多国籍企業で開発されました。F1のような品種改良と違って、種の壁を越えて他の生物の遺伝子を導入する遺伝子組み換え作物(GMO)です。例えば「害虫抵抗性作物」は殺虫毒素を作物の中で作り、あるいは「除草剤耐性作物」は特定の除草剤に対して耐性があり作物にかけても枯れません。あろうことかそれらの種子に特許が認められ、種子代金に特許料が上乗せされ、さらに生産者はこの種子からできた作物の種子を採種することも保管することも禁じられます。実際に米国の多くの農家が特許侵害、知的財産権侵害として莫大な罰金を支払わされています。しかし農業の現場においては、遺伝子組み換え作物は収量が減少し、むしろ農薬使用量が増大しています。人間への影響としては、アレルギー性疾患の増大、抗生物質が効かない菌が増大するなどが懸念されています。利益追求のために、自然の営みを冒涜するこれらの多国籍企業の実態に対抗し、これからの種子の在りかたを一緒に考えていくためのセミナーを企画しました。ぜひご参加ください。

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